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国語の間

寺子屋の学びの中心は「読み書き」でした。いろは歌で文字を覚え、かるたで百人一首を身につけ、故事成語こじせいごで言葉の物語を知る。千年のことばは、いまもあなたの日本語の中に生きています。

122
読みもの
100
百人一首・首
20
故事成語こじせいご
21
女性じょせい歌人かじん

まず、この一首から

千年歌い継がれたことばの入口

百人一首 ── 全百首そろい踏み

藤原定家ふじわらのていか小倉山おぐらやまで選んだ百の名歌を、一首残らず現代のことばで。かるたで遊びながら千年の言葉が身につく、日本一の入門古典です。

全100首 完全版
1首 約4分
一番から読む
一番秋の田のかりほの庵の 二番春過ぎて夏来にけらし 三番足引きの山鳥の尾の 四番田子の浦に打出でてみれば 五番奥山に紅葉ふみ分け 六番かささぎの渡せる橋に 七番天の原ふりさけ見れば 八番わが庵は都のたつみ 九番花の色は移りにけりな 十番これや此の行くも帰るも 十一番わたの原八十島やそしまかけて 十二番天つ風雲のかよひぢ 十三番筑波嶺つくばねみねより落つる 十四番陸奥みちのくのしのぶもぢずり 十五番君がため春の野に出でて 十六番立別れいなばの山の 十七番ちはやぶる神代も聞かず 十八番住の江の岸に寄るなみ 十九番難波潟なにわがた短きあし 二十番びぬれば今はた同じ 二十一番むといひしばかりに 二十二番吹くからに秋の草木の 二十三番月見れば千々に物こそ 二十四番此の度はぬさもとりあへず 二十五番名にしおはば逢坂おうさか山の 二十六番小倉山おぐらやま峯のもみぢ葉 二十七番みかの原わきてながるる 二十八番山里は冬ぞさびしさ 二十九番心あてにらばやらむ 三十番有明ありあけのつれなく見えし 三十一番朝ぼらけ有明の月と見るまでに 三十二番山がはに風のかけたるしがらみは 三十三番久方の光のどけき春の日に 三十四番誰をかも知る人にせむ高砂の 三十五番人はいさ心もしらずふるさとは 三十六番夏の夜はまだ宵ながらあけぬるを 三十七番白露に風の吹きしく秋の野は 三十八番忘らるる身をば思はず誓ひてし 三十九番浅茅生の小野の篠原しのぶれど 四十番忍ぶれど色に出にけり我が戀は 四十一番戀すてふわが名はまだき立ちにけり 四十二番契りきなかたみに袖をしぼりつつ 四十三番逢ひみての後の心にくらぶれば 四十四番逢ふことの絶えてしなくばなかなかに 四十五番哀れともいふべき人はおもほえで 四十六番由良の戸をわたる舟人楫をたえ 四十七番八重葎しげれる宿のさびしきに 四十八番風をいたみ岩うつ浪のおのれのみ 四十九番御垣守衛士のたく火の夜はもえ 五十番君がため惜しからざりし命さへ 五十一番かくとだにえやはいぶきのさしも草 五十二番明けぬればくるるものとは知りながら 五十三番嘆きつつ獨りぬる夜の明くるまは 五十四番忘れじの行末までは難ければ 五十五番瀧の音はたえて久しくなりぬれど 五十六番あらざらむ此の世のほかの思ひ出に 五十七番めぐり逢ひて見しやそれとも 五十八番有馬山ゐなのささ原風吹けば 五十九番やすらはで寝なましものを小夜更けて 六十番大江山いくのの道の遠ければ 六十一番古への奈良の都の八重ざくら 六十二番夜をこめて鳥のそら音ははかるとも 六十三番今はただ思ひ絶えなむとばかりを 六十四番朝ぼらけ宇治の川霧絶えだえに 六十五番恨み侘びほさぬ袖だにあるものを 六十六番諸共にあはれと思へ山ざくら 六十七番春の夜の夢ばかりなる手枕に 六十八番心にもあらで憂世にながらへば 六十九番嵐ふく三室の山のもみぢ葉は 七十番寂しさに宿を立ち出でて眺むれば 七十一番夕されば門田の稲葉おとづれて 七十二番音に聞く高師の濱のあだ浪は 七十三番高砂の尾の上の桜咲きにけり 七十四番うかりける人を初瀬の山おろし 七十五番契りおきしさせもが露を命にて 七十六番わたの原漕ぎ出でて見れば久方の 七十七番瀬を早み岩にせかるる 七十八番淡路島かよふ千鳥の 七十九番秋風にたなびく雲の絶間より 八十番ながからむ心も知らず黒髪の 八十一番ほととぎす鳴きつる方を眺むれば 八十二番思ひわびさても命はあるものを 八十三番世の中よ道こそなけれ思ひ入る 八十四番ながらへばまた此の頃やしのばれむ 八十五番夜もすがらもの思ふ頃は明けやらで 八十六番嘆けとて月やはものを思はする 八十七番村雨の露もまだひぬ 八十八番難波江のあしのかりねの一夜ゆゑ 八十九番玉の緒よたえなば絶えねながらへば 九十番見せばやな雄島のあまの袖だにも 九十一番きりぎりすなくや霜夜のさむしろに 九十二番わが袖は汐干に見えぬ沖の石の 九十三番世の中は常にもがもな渚こぐ 九十四番みよし野の山の秋風小夜更けて 九十五番おほけなくうき世の民におほふかな 九十六番花さそふあらしの庭の雪ならで 九十七番来ぬ人を松帆の浦の夕なぎに 九十八番風そよぐ楢の小川の夕ぐれは 九十九番人もをし人もうらめしあぢきなく 百番百敷や古き軒端のしのぶにも
故事

故事成語こじせいご ── 物語つきのことば

矛盾むじゅん蛇足だそく推敲すいこう——毎日使う日本語の中に、二千年前の物語が生きています。

全20話
1話 約4分
矛盾むじゅんから読む
矛盾むじゅん——最強の矛と最強の盾 蛇足だそく——余計なひと筆 漁夫の利ぎょふのり——争う二者、笑う第三者 五十歩百歩ごじっぽひゃっぽ——にげた距離のちがい 温故知新おんこちしん——古きをたずねて 推敲すいこう——押すか、敲くか 四面楚歌しめんそか——四方しほうからこえる故郷こきょううた 背水はいすいじん——かわにしてたたか 臥薪嘗胆がしんしょうたん——たきぎうえて、きもをなめる 塞翁さいおううま——こう不幸ふこうは、わる 十一杞憂きゆう——そらちてこないか 十二とらきつね——うしろをあるとら 十三朝三暮四ちょうさんぼし——あさみっつ、れによっ 十四完璧かんぺき——たまを、きずつけずにかえ 十五逆鱗げきりんれる——りゅうの、さかさのうろこ 十六登竜門とうりゅうもん——のぼりきれば、りゅうになる 十七呉越同舟ごえつどうしゅう——なかわる二人ふたりが、おなふね 十八画竜点睛がりょうてんせい——最後さいごに、ひとみれる 十九蛍雪けいせつこう——ほたるひかりまどゆき 二十なかかわず——うみらない
かな

いろは歌と、ことばの行事

四十七文字を使い切る奇跡の歌と、一年最初の一文字。

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