二十九
宇宙の道・問い 二十九
月の裏側は、なぜ見えないの?
いまのことば
月の裏側は、なぜ見えないの?
月は、いつも地球に同じ面を向けています。月が自転する(自分で1回まわる)のと、地球のまわりを1周する公転とが、同じタイミングだからです。そのため、地球から月の裏側を見ることはできません。
月は、地球の衛星
月は地球の衛星で、大きさは地球の約4分の1です。惑星の大きさにくらべてこんなに大きな衛星をもっているのは、地球だけです。
地球からのきょりは平均約38万キロメートル。地球を人の頭(直径20センチメートル)とすると、月は約6メートル先のみかんぐらいの大きさです。人類が地球以外で降り立ったことのある、たったひとつの天体でもあります。
いつも見えている模様
月には白っぽい部分と黒っぽい部分があります。白っぽい部分はクレーターの多い高地、黒っぽい部分は「海」とよばれる平野です。
いつも同じ面が見えているので、この模様も変わりません。日本では昔から、もちをつくうさぎの姿に見立ててきました。外国では、かみの長い女性やロバなどに見立てられてきたようです。
考えてみよう
- 問一ボールを月、自分を地球にして、いつも同じ面を向けたまま自分のまわりを1周させてみましょう。ボールは何回まわりましたか。
- 問二月の模様は、あなたには何に見えますか。
- 問三月の裏側を見るには、どうすればよいでしょう。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——月の形が変わるのは、月が地球のまわりを約30日で1周するうちに、太陽の光があたる場所が変わるからです。くわしくは「月の形はなぜ変わる?」のページで読めます。