月のクレーターは、どうやってできたの?
宇宙の道・問い 三十
お子さんと保護者の方へ。いっしょに読んで、確かめましょう。
いまのことば
月のクレーターは、どうやってできたの?
月のクレーターは、大きないん石がぶつかってできたものです。ぶつかったエネルギーが熱や力になって爆発し、ふちが高く盛り上がった丸いくぼ地ができました。これがクレーターです。

大きいものから、小さいものまで
天体望遠鏡で月を見ると、丸く連なった山にかこまれた平らな地形がたくさん見えます。これがクレーターです。
大きさは、直径200キロメートルをこえるものから、望遠鏡でやっと見える直径数キロメートル以下のものまでさまざまで、月全体では数万個にもなります。クレーターは月の高地に多く、「海」とよばれる部分には少なくなっています。
月が生まれたころに、雨あられのように
地球も月も、太陽系が生まれた46億年前に生まれました。はじめは「微惑星」とよばれる大きさ10キロメートルほどの小さな天体がたくさんあり、それがぶつかり合って大きくなりました。
月がほぼいまの大きさになったころ、まだたくさん残っていた微惑星が、いん石となって雨あられのように月に降りそそぎました。クレーターの多くは、月が生まれてから約6億年の間にできましたが、その後もいん石は新しいクレーターを作っています。
考えてみよう
- 問一小麦粉を平らにしいて、上からビー玉を落としてみましょう。どんな形のあとができるでしょう。
- 問二月の「海」にクレーターが少ないのは、なぜだと思いますか。
- 問三地球にもいん石は落ちてきたのに、クレーターがあまり見られないのはなぜでしょう。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——地球でクレーターが少ないわけは「地球は、ほかの惑星とどこがちがうの?」のページで読めます。
