日食と月食は、どうちがうの?

日食には、太陽の一部がかくされる「部分日食」、太陽の全部がかくされる「皆既日食」、月のまわりから太陽がはみ出して見える「金環日食」の3つがあります。
地球の外から見ると、日食は月の影が地球にとどく現象です。皆既日食はとてもせまい範囲でしか起こらず、部分日食は広い範囲で起こります。地球と月のきょりが遠いときには、太陽が月より大きく見えるので、金環日食になります。
月食は、太陽・地球・月が一直線に並ぶ満月のころだけに起こります。ただし、月の通り道は太陽の通り道に対してかたむいているので、満月のたびに起こるわけではありません。
月全体が地球の濃い影に入る皆既月食のあいだも、月は真っ暗にはならず、「赤銅色」とよばれる赤黒い色に見えます。地球の大気を通りぬけた赤い光が、月を照らすためです。朝日や夕日が赤く見えるのと同じ理由です。
太陽は、満月のおよそ50万倍の明るさです。一部が月にかくされていても、光や熱が強いことに変わりはありません。肉眼で直接見るのは、数秒でも危険です。
サングラスは、どんなに濃い色でも太陽の強い光や熱を通してしまいます。日食専用のグラスを説明書どおりに使うか、厚紙にあけた小さな穴や木もれ日のように、すき間を通った光の影で、欠けた太陽の形を見ましょう。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。