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ことわざ・二 猿も木から落ちる

のぼりの名人めいじんでも、
がすべるがある。

いまのことば

猿も木から落ちるの意味と使い方は?

どんなに上手じょうずひとでも、ときには失敗しっぱいすることがあるということ。

ことばの景色

さるは、のぼりが得意とくい動物どうぶつです。えだからえだへ、すいすいとうつっていきます。そのさるでさえ、ときにはあしをすべらせてちることがある——そんな景色けしきからまれたことばです。

名人めいじん失敗しっぱいわらうためではなく、「だれにでも失敗しっぱいはある」となぐさめたり、油断ゆだんしないよういましめたりするときに使つかいます。

たとえば、「いつも満点まんてんあに計算けいさんまちがいをした。さるからちるだね」のように使つかいます。目上めうえひとめんかって使つかうと失礼しつれいになることがあるので、をつけましょう。

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——おな意味いみのことばに「河童かっぱ川流かわなが」「弘法こうぼうにもふであやま」があります。みっならべてむと、たとえの動物どうぶつ人物じんぶつのちがいがおもしろくえてきます。
原文について
この記事が扱っている『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「猿も木から落ちる」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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