十七
ことわざ・十七 河童の川流れ
泳ぎの名人・河童も、
川に流される。
いまのことば
河童の川流れの意味と使い方は?
その道の名人でも、ときには失敗することがあるということ。
ことばの景色
河童は、日本の各地の言い伝えに出てくる、川や沼にすむとされる生きものです。頭に皿をのせ、泳ぎがとても得意だと語られてきました。
その河童でさえ、ときには川の流れに押し流されてしまう。得意なことだからこそ油断して失敗する、という戒めや、名人の失敗をなぐさめる意味で使われます。
たとえば、「料理上手の父が、ごはんを炊きそこねた。河童の川流れだ」のように使います。
考えてみよう
- 問一あなたが「河童」のように得意なことは何ですか。
- 問二得意なことで失敗したとき、どんな気持ちになりますか。
- 問三名人が失敗しないために、していることは何だと思いますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「河童の川流れ」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。