一
ことわざ・一 石の上にも三年
冷たい石も、すわりつづければ温まる。
いまのことば
石の上にも三年の意味と使い方は?
つらくても、しんぼう強く続ければ、いつかは報われるということ。
ことばの景色
冷たい石の上でも、三年すわりつづければ、石はしだいに温まってきます。すぐには変わらないものも、時間をかければ変わっていく、という景色です。
「三年」は、きっちり三年という意味ではありません。「長いあいだ」をあらわす数として使われています。
たとえば、「ピアノを習いはじめたころは指が動かなかったけれど、石の上にも三年、いまでは好きな曲がひけるようになった」のように使います。
考えてみよう
- 問一あなたが、長く続けてきたことは何ですか。
- 問二続けているうちに、いつ「変わった」と感じましたか。
- 問三やめたほうがよいことと、続けたほうがよいことは、どうやって見分けますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「石の上にも三年」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。