四十四
東 海 道 ・ 濱 松 宿
徳川家康が若いころ拠点とした城の町。江戸から二十九、京から二十五。
いまのことば
浜松は東海道の二十九番目の宿場。
京から数えると二十五番目にあたる。
どちらから数えるか
袋井が「どちらから数えても二十七」だったのに対し、浜松は江戸から二十九、京から二十五。五十三から二十九を引いて一を足せば、たしかに二十五です。計算して確かめてみてください。
浜松城は「出世城」と呼ばれました。城主がのちに幕府の要職に就くことが多かったためと伝わります。府中・岡崎・亀山と同じく城下町の宿場) 。
広重の題は「冬枯ノ図」。葉の落ちた木の下で、旅人が焚き火にあたっている場面です。沼津の黄昏、原の朝——時刻だけでなく、季節も描き分けられています。
考えてみよう
- 問一五十三から好きな数を引いて、京から数えた番号を求めてみましょう。
- 問二「出世」ということばの意味を調べてみましょう。
- 問三五十三次の絵から、冬の絵を探してみましょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——
浜松の近くには浜名湖があります。
次の舞坂と
新居は、その
湖口をはさんで
向かい
合う
宿場。
島田と金谷が川をはさんだのと同じ形です。