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四十

東 海 道 ・ 嶋 田 宿

かわ増水ぞうすいすれば、何日なんにちでも足止あしどめ。そのあいだ、旅人たびびとはこの宿しゅくにとどまりました。

いまのことば

島田しまだは東海道の二十三番目の宿場。
広重のだいは「大井川おおいがわ駿岸するががし」——かわ江戸えどがわです。

川止めの町

島田金谷は、大井川おおいがわをはさんだかいわせの宿場しゅくばです。広重ひろしげまいつづきでえがきました——「駿岸するががし」(江戸えどがわ)と「遠岸とおがし」(京都きょうとがわ)。おなかわを、両側りょうがわからえがいたのです。

かわ増水ぞうすいすると「川止かわどめ」になり、何日なんにちわたれません。そのあいだ、旅人たびびと宿やどまりつづける。島田しまだ金谷かなやさかえたのは、この足止あしどめのおかげでもありました。大磯のあたりとはぎゃくで、ここではまることがまちおおきくしたのです。

大井川おおいがわについては、地理ちり大井川おおいがわくわしくみました。なぜはしけなかったのか、岡崎矢作橋やはぎばしくらべると、こたえがえてきます。

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——大井川おおいがわわた料金りょうきんは、みずふかさでわりました水位すいいがるほどたかくなり、あるたかさをえれば川止かわど自然しぜん条件じょうけんが、そのまま値段表ねだんひょうになっていました。
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