二十四
慣用句・二十四 息を呑む
はっとして、
息が止まる。
いまのことば
息を呑むの意味と使い方は?
おどろいたり、感動したりして、思わず息を止めること。
ことばの景色
あまりの美しさや、思いがけない光景を目にしたとき、人ははっと息を吸いこんだまま、止めてしまうことがあります。そのようすを「息を呑む」とあらわします。
おそろしい場面にも、心をうばわれるほど美しい景色にも使います。「息を呑むような美しさ」は、よく使われる言い方です。
たとえば、「山の頂上から見た雲海に、みんなが息を呑んだ」のように使います。「息をのむ」とかなで書くことも多いことばです。
考えてみよう
- 問一息を呑むほど美しかった景色はありますか。
- 問二そのとき、ことばは出ましたか。
- 問三心をうばわれたものを、人に伝えるにはどうすればよいでしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「息を呑む」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。