二十三
慣用句・二十三 顔から火が出る
はずかしくて、
顔がかっと熱くなる。
いまのことば
顔から火が出るの意味と使い方は?
とてもはずかしくて、顔がまっかになること。
ことばの景色
人前で大きな失敗をすると、顔がかっと熱くなり、まっかになります。まるで顔から火が出ているかのように——そのはずかしさを、大げさにあらわしたことばです。
ちょっとてれるくらいではなく、その場から消えてしまいたいほどのはずかしさに使います。
たとえば、「発表の最中に、先生のことをまちがえて『お母さん』と呼んでしまい、顔から火が出る思いだった」のように使います。
考えてみよう
- 問一顔から火が出るほどはずかしかった思い出はありますか。
- 問二はずかしい失敗を、あとで笑い話にできたことはありますか。
- 問三だれかがはずかしい思いをしているとき、どうしてあげたいですか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「顔から火が出る」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。