二十二
慣用句・二十二 釘を刺す
あとでぐらつかないよう、
釘でしっかり留める。
いまのことば
釘を刺すの意味と使い方は?
あとで問題が起きないように、前もって念をおしておくこと。
ことばの景色
木と木を組み合わせたところに釘を打ちこむと、あとでずれたり外れたりしなくなります。
この景色から、約束やまちがいやすいことについて、前もって「いいね、わかっているね」と念をおしておくことを「釘を刺す」と言います。相手がうっかりしたり、約束をやぶったりしないように、先に手を打っておくのです。
たとえば、「母に『ゲームは宿題のあとよ』と釘を刺された」のように使います。
考えてみよう
- 問一だれかに釘を刺されたことはありますか。
- 問二釘を刺されると、どんな気持ちになりますか。
- 問三人に念をおすとき、いやな気持ちにさせない言い方はあるでしょうか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「釘を刺す」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。