十
慣用句・十 腹をくくる
迷いを捨てて、
覚悟を決める。
いまのことば
腹をくくるの意味と使い方は?
どんな結果になっても受け入れる、と覚悟を決めること。
ことばの景色
昔から日本語では、「腹」は心の奥、本当の気持ちや決心のありかとされてきました。「腹を決める」「腹をわって話す」の腹です。
その腹を、帯やひもでぎゅっとくくる。ぐらぐらしていた気持ちをひとつにまとめて、もう迷わないと決めるようすです。
たとえば、「発表会の前は不安だったけれど、腹をくくって舞台に立った」のように使います。
考えてみよう
- 問一腹をくくって挑戦したことはありますか。
- 問二覚悟を決めると、気持ちはどう変わりますか。
- 問三迷っているとき、何があれば腹をくくれるでしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「腹をくくる」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。