九
慣用句・九 手を焼く
どうにもうまく、
あつかえない。
いまのことば
手を焼くの意味と使い方は?
あつかいに困ること。うまく処理できず、てこずること。
ことばの景色
熱いものにさわって手をやけどすると、ひりひりして、しばらく思うように使えません。どうにも思いどおりにならず、てこずるようすを「手を焼く」とあらわします。
言うことを聞かない子ども、なかなか解けない問題、すぐにこわれる道具。あつかいに苦労する相手や物事に使われます。
たとえば、「生まれたばかりの子犬がいたずらばかりして、家族みんなが手を焼いている」のように使います。
考えてみよう
- 問一あなたが手を焼いたことは何ですか。
- 問二手を焼いた相手と、どうやってうまくつきあえるようになりましたか。
- 問三反対に、あなたがだれかに手を焼かせたことはありますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「手を焼く」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。