二十一
四字熟語・二十一 四苦八苦
四つの苦、
八つの苦。
いまのことば
四苦八苦の意味と使い方は?
とても苦しみ、なやむこと。うまくいかずに、たいへん苦労すること。
ことばの景色
もとは仏教のことばです。人がさけられない四つの苦しみを「生・老・病・死」と言います。生まれること、老いること、病むこと、死ぬことです。
これに、愛する人と別れる苦しみ(愛別離苦)、いやな人と会う苦しみ(怨憎会苦)、求めても得られない苦しみ(求不得苦)、心も体も思うようにならない苦しみ(五蘊盛苦)の四つを加えて、八苦と言います。
いまは、あれこれ苦労して、たいへんな思いをすることを、軽い場面でもよく言います。たとえば、「大きな荷物を四苦八苦しながら階段で運んだ」のように使います。
考えてみよう
- 問一最近、四苦八苦したことは何ですか。
- 問二苦労したことが、あとで役に立ったことはありますか。
- 問三八つの苦しみの中で、いちばん身近に感じるのはどれですか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「四苦八苦」は、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。もとは仏教のことばです。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。