五
慣用句・五 足を洗う
よごれた足を洗って、
その道をやめる。
いまのことば
足を洗うの意味と使い方は?
よくない仕事や仲間、くらし方から、きっぱりとぬけ出すこと。
ことばの景色
どろ道を歩いてきた足を、水できれいに洗い流す。それまでのよごれを落として、さっぱりと新しく出直す——そんな景色のことばです。
とくに、よくない仲間や、人にほめられない仕事をやめて、まっとうな道にもどるときに使われます。いまでは、ある仕事や趣味をやめることを、軽い言い方で言うこともあります。
たとえば、「夜ふかしのゲーム生活から足を洗って、朝型のくらしにした」のように使います。
考えてみよう
- 問一やめたいと思っている習慣はありますか。
- 問二悪い習慣から「足を洗う」ために、何が必要でしょう。
- 問三新しく出直すとき、まわりの人はどんな力になれるでしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「足を洗う」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。