四
慣用句・四 口が滑る
言うつもりのなかったことが、
つるりと出てしまう。
いまのことば
口が滑るの意味と使い方は?
言ってはいけないことや、言わなくてよいことを、うっかり言ってしまうこと。
ことばの景色
足がすべって転ぶように、口がすべって、言うつもりのなかったことばが出てしまう。話に夢中になっているときや、気がゆるんでいるときに起こりやすいものです。
ひみつをもらしてしまったり、相手を傷つけることを言ってしまったり。一度口から出たことばは、取り消すことができません。
たとえば、「プレゼントのことはないしょだったのに、つい口が滑って妹に話してしまった」のように使います。
考えてみよう
- 問一口が滑ってしまったことはありますか。
- 問二口が滑りやすいのは、どんなときでしょう。
- 問三言ってしまったあと、どうやってつぐなえばよいでしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「口が滑る」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。