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慣用句・三 頭が上がらない

あの人ひとの前まえでは、
顔かおを上あげられない。

お子さんと保護者の方へ。慣用句・三 頭が上がらないを、いっしょに確かめましょう。

いまのことば

頭が上がらないの意味と使い方は?

相手あいてに世話せわになっていたり、負おい目めがあったりして、対等たいとうにふるまえないこと。

ことばの景色

深ふかく頭あたまを下さげたまま、なかなか顔かおを上あげられない。相手あいてへの感謝かんしゃや申もうしわけなさで、まっすぐ向むき合あえない気持きもちをあらわしています。

たくさん助たすけてもらった人ひとや、迷惑めいわくをかけてしまった人ひとの前まえでは、強つよく出でられないものです。家族かぞくの中なかの力ちから関係かんけいを、少すこしおかしみをこめて言いうときにもよく使つかわれます。

たとえば、「宿題しゅくだいをいつも見みてもらっているので、姉あねには頭あたまが上あがらない」のように使つかいます。

考えてみよう

  • 問一あなたが「頭あたまが上あがらない」人ひとはだれですか。
  • 問二その人ひとに、どうやって感謝かんしゃを伝つたえますか。
  • 問三反対はんたいに、だれかに頼たよられていると感かんじることはありますか。

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——親おやから受うけた恩おんの大おおきさについては、こころの間ま「父母ふぼの恩おんは山やまよりも高たかく」で読よめます。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「頭が上がらない」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。

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