二
慣用句・二 猫の手も借りたい
役に立たない猫の手でも、
借りたいほど。
いまのことば
猫の手も借りたいの意味と使い方は?
とてもいそがしくて、どんな手つだいでもほしいこと。
ことばの景色
猫はかわいいけれど、家の仕事を手つだってはくれません。その猫の手でさえ借りたいほど、人手が足りない——そんないそがしさを、ちょっとおどけてあらわしたことばです。
大そうじや年末、お店の書き入れどきなど、やることが山のようにあるのに、手が足りない場面で使われます。
たとえば、「引っこしの日は猫の手も借りたいほどで、家族みんなが走りまわっていた」のように使います。
考えてみよう
- 問一猫の手も借りたいほどいそがしかった日はありますか。
- 問二いそがしい人を見かけたら、あなたにできる手つだいは何でしょう。
- 問三いそがしいときほど、落ち着いてやるためのコツは何でしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「猫の手も借りたい」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。