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四字熟語・十三 一日千秋

一日いちにち会あえないだけで、
何年なんねんもたったよう。

お子さんと保護者の方へ。四字熟語・十三 一日千秋を、いっしょに確かめましょう。

いまのことば

一日千秋の意味と由来は?

待まち遠どおしくて、一日いちにちがとても長ながく感かんじられること。

ことばの景色

中国ちゅうごくのいちばん古ふるい詩しの本ほん『詩経しきょう』に、「采葛さいかつ」という短みじかい歌うたがあります。つる草くさをつみに出でかけた人ひとを思おもう歌うたです。

「一日いちにち見みざれば、三月さんげつの如ごとし」「一日いちにち見みざれば、三秋さんしゅうの如ごとし」「一日いちにち見みざれば、三歳さんさいの如ごとし」。たった一日いちにち会あえないだけで、三みか月げつ、三みたびの秋あき、三年さんねんもたったように感かんじる、とくり返かえし歌うたわれます。この「三秋さんしゅう」を「千秋せんしゅう」とさらに大おおきくしたのが、「一日千秋いちじつせんしゅう」だとされます。

たとえば、「遠とおくに住すむ祖母そぼが来くる日ひを、一日千秋いちじつせんしゅうの思おもいで待まっている」のように使つかいます。「いちにちせんしゅう」とも読よみます。

考えてみよう

  • 問一一日千秋いちじつせんしゅうの思おもいで待まった日ひはありますか。
  • 問二楽たのしみを待まつ時間じかんは、つらいですか、楽たのしいですか。
  • 問三待まっている時間じかんを、どう過すごすとよいでしょう。

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——反対はんたいに、月日つきひがあっという間まに過すぎることを言いうことわざは、ことわざ「光陰こういん矢やの如ごとし」で読よめます。
原文について
この記事が扱っている『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「一日千秋」のもとのことばは『詩経』(王風・采葛)に記されています。
もとの一節は、維基文庫『詩経』王風・采葛で本文を読めます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。原文にあたるときは、上の本文でお確かめください。

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