十五
ことわざ・十五 光陰矢の如し
月日は、
放たれた矢のように過ぎる。
いまのことば
光陰矢の如しの意味と使い方は?
月日がたつのは、とても早いということ。
ことばの景色
「光陰」は、月日、つまり時間のことです。弓から放たれた矢は、あっという間に遠くへ飛んでいき、二度ともどってきません。
時間も同じように、まっすぐ速く進んで、もどらない。このことばは、月日の早さにおどろく気持ちと、だから時間をむだにしないように、という戒めの両方をふくんでいます。
たとえば、「入学したのがついこの間のようなのに、もう卒業だ。光陰矢の如しだね」のように使います。
考えてみよう
- 問一この一年で、あっという間だったと感じるのはどんなときですか。
- 問二楽しい時間と退屈な時間で、過ぎる速さはちがって感じますか。
- 問三もどらない時間を、あなたはどう使いたいですか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「光陰矢の如し」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。