十
四字熟語・十 我田引水
自分の田んぼにだけ、
水を引く。
いまのことば
我田引水の意味と使い方は?
自分に都合のよいように、物事を進めたり、話をしたりすること。
ことばの景色
田んぼの稲を育てるには、たくさんの水がいります。村では、川から引いた水を、みんなの田んぼに分けあって使ってきました。
そこで、自分の田んぼ(我田)にだけ水を引きこむ(引水)とどうなるか。自分の稲はよく育っても、まわりの田んぼは干あがってしまいます。ここから、自分の得ばかり考えて話や物事を運ぶことを言うようになりました。
たとえば、「自分の好きな遊びばかりすすめるのは、我田引水だよ」のように使います。
考えてみよう
- 問一つい自分に都合のよい話し方をしてしまったことはありますか。
- 問二みんなで分けあうものには、ほかに何がありますか。
- 問三自分の意見を言うことと「我田引水」は、どこがちがうでしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「我田引水」は、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。