九
四字熟語・九 自業自得
自分のしたことは、
自分に返ってくる。
いまのことば
自業自得の意味と使い方は?
自分のした行いの報いを、自分が受けること。
ことばの景色
「業」は、仏教のことばで、人の行いのことです。自分の行い(自業)の報いを、自分で受ける(自得)。もとは、行いには必ずそれに見あう結果がついてくる、という仏教の考え方をあらわすことばでした。
いまは、よくない行いのせいで、自分が困ったことになるときに使うことがほとんどです。
たとえば、「夜ふかしして寝ぼうしたのは自業自得だ。明日から早く寝よう」のように使います。人に向けて言うと冷たく聞こえるので、使う場面には気をつけましょう。
考えてみよう
- 問一自分のしたことが、あとで自分に返ってきたことはありますか。
- 問二よい行いも、自分に返ってくるでしょうか。
- 問三困っている人に「自業自得だ」と言うのは、どう思いますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「自業自得」は、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。もとは仏教のことばです。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。