七
四字熟語・七 大同小異
大きく見れば同じ、
小さく見れば異なる。
『荘子』より
いまのことば
大同小異の意味と由来は?
細かいちがいはあっても、だいたいは同じであること。
ことばの景色
いまから二千年以上前の中国の本『荘子』の天下篇に、恵施という思想家のことばが紹介されています。「大同にして小同と異なる、此を小同異と謂う」。
ものごとは、大きなくくりで見れば同じでも、細かく見ればちがう。同じと言うか、ちがうと言うかは、どこまで近づいて見るか次第だ、という考え方です。「大同小異」は、このことばに由来するとされます。いまは「だいたい同じで、たいしたちがいはない」という意味で使われます。
たとえば、「どの店のねだんも大同小異だったので、いちばん近い店で買った」のように使います。
考えてみよう
- 問一「だいたい同じ」に見えて、よく見るとちがうものを探してみましょう。
- 問二小さなちがいが、大きな意味をもつのはどんなときですか。
- 問三あなたと友だちの「同じところ」と「ちがうところ」は何ですか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
原文について
この記事が扱っている
『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「大同小異」のもとのことばは『荘子』(天下篇)に記されています。
もとの一節は、
維基文庫『荘子』天下篇で本文を読めます。
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