CCN 寺子屋
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二十五

ことわざ・二十五 蛙の子は蛙

おたまじゃくしも、
やがてはかえる

いまのことば

蛙の子は蛙の意味と使い方は?

おやるものだということ。平凡へいぼんおやは、やはり平凡へいぼんだ、という意味いみでも使つかわれる。

ことばの景色

かえるは、おたまじゃくしです。手足てあしもなく、しっぽでおよ姿すがたは、おやかえるとはまるでちがってえます。けれど、やがてあして、しっぽがなくなり、おやおなかえるになります

ここから、はけっきょくおや、という意味いみになりました。反対はんたい意味いみのことわざに、平凡へいぼんおやからすぐれたまれる「とびたかむ」があります。どちらもつたえられてきたのは、どちらも本当ほんとうのことがあるからでしょう。

たとえば、「料理人りょうりにんちちて、むすめ包丁ほうちょうさばきがうまい。かえるかえるだね」のように使つかいます。

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——かえるきはじめる季節きせつは、むかしこよみにもしるされています。生物せいぶつなつ七十二候しちじゅうにこうをどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「蛙の子は蛙」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
反対の意味をもつ「鳶が鷹を産む」とあわせた考察は、同志社女子大学 教員コラム「絶滅寸前の『いろはかるた』」で読めます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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