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ことわざ・八 蓼食う虫も好き好き

からいくさを、
このんでべるむしもいる。

いまのことば

蓼食う虫も好き好きの意味と由来は?

ひとこのみはさまざまで、ひとくくりにはめられないということ。

ことばの景色

たで」は、水辺みずべなどにえるくさです。なかでもヤナギタデはくきにぴりっとしたからみがあり、すりつぶしてにまぜた「蓼酢たでず」は、あゆ塩焼しおやきにそえられます。

ひとにはからたでですが、そのこのんでべるむしもいます。ほかのむしむきもしないくさでも、それがいいというむしがいる——このみは、ほんとうにさまざま、という景色けしきです。

たとえば、「ぼくには苦手にがてあじだけど、いもうと大好物だいこうぶつだ。たでむしきだね」のように使つかいます。ひとこのみをわるうようにこえることもあるので、使つか場面ばめんにはをつけましょう。

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——江戸えどひとびとは、薬草やくそう研究けんきゅうからはじめて、きものをこまかく調しらべました。生物せいぶつ本草学ほんぞうがくをどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「蓼食う虫も好き好き」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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