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ことわざ・六 火のない所に煙は立たぬ

けむりががるのは、
どこかにがあるから。

いまのことば

火のない所に煙は立たぬの意味と使い方は?

うわさがつのには、なにかしらの理由りゆうがあるものだということ。

ことばの景色

とおくにけむりがえたら、そこではなにかがえています。がまったくないところから、けむりだけががることはありません

この景色けしきひとのうわさにかさねたのが、このことばです。まったくもないうわさは、ちにくい。だから、うわさがったら、どこかに原因げんいんがあるのだろう、という見方みかたをあらわします。

たとえば、「あのみせまるといううわさがある。のないところけむりたぬ、というから、はやめにっておこう」のように使つかいます。ただし、うわさが本当ほんとうとはかぎりません。ひときずつける使つかかたにはをつけましょう。

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——陰口かげぐちはかならずもれる——「かべみみあり」のもとになったおしえは、江戸えどどもがまなんだ『童子教どうじきょう』にあります。こころのゆうどんかべみみをどうぞ。
原文について
この記事が扱っている『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「火のない所に煙は立たぬ」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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