元素の間・原子番号 五十四
キセノン(Xe)って、どんな元素?
いまのことば
中学生と保護者の方へ。キセノンがどんな元素か、いっしょに確かめましょう。
キセノン(Xe)って、どんな元素?
キセノンは、原子番号54、元素記号Xeの元素です。名前は、ギリシャ語で「見知らぬもの」を意味する「クセノス」から来ています。
原子番号 54131.3
Xeキセノンxenon- 元素記号
- Xe
- 原子量
- 131.3
- 周期表の場所
- 第5周期・18族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
「見知らぬもの」
キセノンが見つかったのは1898年。同じ年に見つかったネオン(新しい)・クリプトン(隠された)と同じく、18族の貴ガスの仲間です。
「はやぶさ」のエンジン
小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンは、キセノンのガスをイオンにして、強い電気の力で速く噴き出すことで進みます。
このイオンエンジンを実際に使うことに成功したのは、「はやぶさ」が世界で初めてでした。
考えてみよう
- 問一ガスを噴き出すだけで、宇宙の中を進めるのはなぜでしょう。
- 問二「見知らぬもの」という名前から、見つけた人のどんな気持ちが伝わってきますか。
- 問三貴ガスの名前を、1段目から順に言えますか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——1898年に見つかった三つの貴ガスの名前は、ネオン(新しい)・クリプトン(隠された)・キセノン(見知らぬ)。どれもギリシャ語です。
この記事について
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来と発見の年は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)(希ガス類の最後)、「はやぶさ」のイオンエンジンとキセノンはJAXA「イオンエンジンの可能性にかけて」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来と発見の年は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)(希ガス類の最後)、「はやぶさ」のイオンエンジンとキセノンはJAXA「イオンエンジンの可能性にかけて」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
