元素の間・原子番号 三十六
クリプトン(Kr)って、どんな元素?
いまのことば
中学生と保護者の方へ。クリプトンがどんな元素か、いっしょに確かめましょう。
クリプトン(Kr)って、どんな元素?
クリプトンは、原子番号36、元素記号Krの元素です。名前は、ギリシャ語で「隠された」を意味する「クリプトス」から来ています。
原子番号 3683.80
Krクリプトンkrypton- 元素記号
- Kr
- 原子量
- 83.80
- 周期表の場所
- 第4周期・18族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
空気に隠れていた元素
クリプトンが見つかったのは1898年。空気を冷やして液体にし、そこから成分を少しずつ分けていくことで、空気の中に隠れていた元素として見つかりました。
同じ1898年には、ネオン(新しい)とキセノン(見知らぬ)も見つかっています。
18族の貴ガス
クリプトンは、周期表のいちばん右の18族。ヘリウム・ネオン・アルゴンと同じ「貴ガス」の仲間です。
クリプトンで、周期表の4段目が終わります。1番の水素から36番のクリプトンまでで、周期表の上の4段がそろいます。
考えてみよう
- 問一空気を液体にして分けると、なぜ隠れていた元素が見つかるのでしょう。
- 問二「新しい」「隠された」「見知らぬ」。貴ガスの名前から、見つけた人たちのどんな気持ちが感じられますか。
- 問三周期表の1段目から4段目までに、元素はいくつありますか。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——1898年は、貴ガスのネオン・クリプトン・キセノンのほか、ポロニウムとラジウムも見つかった年です。
この記事について
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来(Kryptos・液体空気の分留の結果・1898年)と同じ年に見つかった元素は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来(Kryptos・液体空気の分留の結果・1898年)と同じ年に見つかった元素は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
