元素の間・原子番号 十六
硫黄(S)って、どんな元素?
いまのことば
中学生と保護者の方へ。硫黄がどんな元素か、いっしょに確かめましょう。
硫黄(S)って、どんな元素?
硫黄は、原子番号16、元素記号Sの元素です。大昔から知られていた元素の一つで、火山のガスにも、硫黄をふくむ物が入っています。
原子番号 1632.07
S硫黄sulfur- 元素記号
- S
- 原子量
- 32.07
- 周期表の場所
- 第3周期・16族
原子量は日本化学会「4桁の原子量表(2026)」によります。
大昔から知られていた
元素記号のSは、ラテン語で硫黄そのものを意味することばから来ています。金・銀・銅・鉄・炭素と同じように、大昔から知られていた元素です。
植物が育つのにたくさん必要な9つの元素(多量要素)にも、イオウが入っています。
火山のガスと、理科の実験
火山から出るガスは、水(水蒸気)・二酸化硫黄・硫化水素・二酸化炭素などが主な成分です。二酸化硫黄や硫化水素は、すいこむと体に害があります。
中学2年の理科では、金属が酸素や硫黄と結びつく反応を実験で見ます。硫黄を使う実験では有害な気体が出ることがあるので、先生と方法を確かめてから行います。
考えてみよう
- 問一火山の近くでは、なぜ特別な注意が呼びかけられるのでしょう。
- 問二金属が硫黄と結びつくと、見た目はどう変わると思いますか。
- 問三大昔から知られていた元素に、金属が多いのはなぜでしょう。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——江戸時代の花火は、焔硝・灰・硫黄が主な材料でした。
この記事について
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来(古代から知られていたこと)は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)、火山ガスの主な成分と、二酸化硫黄・硫化水素の害は気象庁「火山ガスに関する用語」、金属が硫黄と結び付く反応の例と、硫黄を用いた実験の注意は文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 理科編」、植物の多量要素は農林水産省「肥料取締制度に係る意見交換会」資料関連用語集、江戸時代の花火の主な原料は国立国会図書館「第132回常設展示 花火の情景」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
元素記号・原子量は日本化学会 原子量専門委員会「原子量表(2026)」「4桁の原子量表(2026)」、元素記号の由来(古代から知られていたこと)は杉山広樹「元素記号の由来」(化学と教育 43巻12号・1995年・日本化学会)、火山ガスの主な成分と、二酸化硫黄・硫化水素の害は気象庁「火山ガスに関する用語」、金属が硫黄と結び付く反応の例と、硫黄を用いた実験の注意は文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 理科編」、植物の多量要素は農林水産省「肥料取締制度に係る意見交換会」資料関連用語集、江戸時代の花火の主な原料は国立国会図書館「第132回常設展示 花火の情景」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
