三十五
宇宙の道・問い 三十五
夏の大三角って、どの星?
いまのことば
夏の大三角って、どの星?
夏の大三角は、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの3つの1等星が作る三角形です。8月の宵のころには、空高くかがやいています。
七夕の星が2つ
七夕のおりひめ(織女星)はベガ、ひこぼし(牽牛星)はアルタイルです。この2つの星は、夏の夜の天の川をはさんでかがやいています。
伝説では、雨の日にはカササギが天の川につばさで橋をかけます。その橋は、いまの星座ではくちょう座の羽のところです。
七夕の夜に、2つの星は会える?
わたしたちからベガまでは25光年、アルタイルまでは17光年あり、2つの星の間は15光年もはなれています。宇宙でいちばん速い光でも15年かかる距離です。
だから、7月7日の夜にずっと見ていても、2つの星が近づいて会うことはありません。
考えてみよう
- 問一夏の夜、空の高いところで、明るい3つの星を結んで三角形を見つけてみましょう。
- 問二十分に暗い場所では、夏の大三角のそばを天の川が通っています。天の川は何でできているのでしょう。
- 問三15光年はなれた2人が手紙を送り合うと、返事が来るまで何年かかるでしょう。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。
豆知識——1光年は、光が1年かかって進む距離で、約9兆5千億キロメートルです。