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二十二
宇宙の道・問い 二十二

金星が「明けの明星」「宵の明星」とよばれるのはなぜ?

いまのことば

金星が「明けの明星」「宵の明星」とよばれるのはなぜ?

金星は、日の出の前日がしずんだ後に、低い空で明るく光って見えます。そのため「明けの明星」「宵の明星」とよばれます。太陽に近いので、真夜中には見ることができません。
夕方の西の空と明け方の東の空に、明るく光る金星をならべた図解

全天でいちばん明るい天体(太陽と月をのぞく)

金星は、太陽と月をのぞけば、全天でもっとも明るく光る天体です。

明るくかがやくのは、濃硫酸の雲がすき間なく金星をおおい、太陽の光の8割ぐらいをはね返しているからです。そのかわり、地上には昼間でも地球の1割ぐらいしか光がとどかず、うす暗いのです。

地球の兄弟なのに、まったくちがう世界

金星は大きさも重さも地球とほとんど同じ「兄弟惑星」です。けれども大気はほとんどが二酸化炭素で、地表の気圧は地球の90倍、温度は460℃もあります。

二酸化炭素が太陽の熱をとじこめるので、金星は太陽により近い水星よりも熱く、太陽系でいちばん熱い惑星です。

4日で1周する風

金星の大気のいちばん上では、時速400キロメートルにもなる強い風がふいています。地球の時間でたった4日で金星を1周する速さで、ゆっくりした金星の自転の約60倍です。

この風は「スーパーローテーション」とよばれ、なぜ起きるのかは金星最大のなぞの一つです。2015年12月には、日本の金星探査機「あかつき」が金星を回る軌道に入りました。

考えてみよう

答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。

豆知識——日がしずんだあと、まだ明るさの残る空にひときわ明るい星が見えたら、それは金星かもしれません。
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この記事について
金星の明るさと見える時間、明けの明星・宵の明星の名前、雲と光、大気・気圧・温度、スーパーローテーション、「あかつき」は、JAXA 宇宙科学研究所キッズサイト「ウチューンズ」宇宙ワクワク大図鑑「金星・金星の見え方」JAXA 宇宙科学研究所キッズサイト「ウチューンズ」宇宙ワクワク大図鑑「金星・金星の大気」によります。
本文は株式会社士心が作成したものです。
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