土星の輪は、何でできているの?

望遠鏡で見る土星の輪は、レコード盤のような1枚の板に見えます。けれども1859年、科学者のマクスウェルは、つながった円盤のような輪は安定して存在できないことを示し、無数のつぶの群れが土星のまわりを回っていると考えました。
いまの観測と計算で、輪をつくっているのは、数センチメートルから数十メートルの大きさの水の氷のつぶ(一部は岩石)だとわかっています。
輪の幅は6万キロメートルほどあります。それなのに厚さは、厚いところで100キロメートルほど、うすいところでは数メートルしかありません。
とてもうすいので、輪が地球に対して真横を向くと、ほとんど見えなくなります。そうなる時期は、約15年ごとにめぐってきます。
輪のつぶは、土星に近い内側ほど速く、外側ほどゆっくり回っています。
輪には、「カッシーニの間隙」とよばれる暗いすじをはじめ、たくさんのすきまがあり、つぶの集まり方の濃いところとうすいところが、無数の筋のように見えます。
答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。