時計の読み方の教え方|短い針と長い針を分けて見る
小学1・2年生のお子さんに、家で時計の読み方を教える保護者の方へ。図を見ながら、声かけの例で一緒に確かめるページです。
時計は、短い針で「何時」、長い針で「何分」を分けて見ると読みやすくなります。
3時25分を使い、針を指しながら子どもと確かめます。
まず、短い針が過ぎた数字を見る
最初は短い針だけを指します。図の赤い針は、3を過ぎて4へ向かっています。まだ4に届く前なので、3時です。「どの数字に近い?」より「どの数字を過ぎた?」と聞くと考えやすくなります。
短い針は、3時から4時へ少しずつ動きます。3時25分の針を、3の真上で止めて描くと、実際の時計との違いが生まれます。家庭でも、動いている針の位置を一緒に見ます。
紙の時計を使う場合は、親が短い針の位置を合わせます。子どもには、3と4の間を指でたどり、針が今どこにあるかを示してもらいます。
- 「短い針は、どの数字を過ぎた?」
- 「次に向かっている数字は、どれ?」
- 「4に届く前の今は、何時?」
長い針を、5分ずつ数える
次は長い針を見ます。長い針が12を指すところを0分として、時計回りに進みます。1は5分、2は10分、3は15分、4は20分、5は25分です。図の長い針は5なので、25分と読みます。
数字から次の数字までは、1分の間が5つあります。隣り合う目盛りの間が1分です。親が0分から針の先まで指を動かし、子どもと5、10、15、20、25と数えます。
5分ずつが難しければ、小さい目盛りを1分ずつたどります。まず5分の場所まで数え、次の数字までさらに5分進むことを見せます。
- 「12から5まで、5分ずつ数えるといくつ?」
- 「長い針が1に来たら、1分?それとも5分?」
4に近くても、3時55分
もう一つ、3時55分を見ます。短い針は4のすぐ手前にあり、長い針は11を指しています。短い針が過ぎた数字は3、長い針が示す分は55なので、3時55分です。
長い針が11から12へ進む間に、あと5分たちます。そのとき短い針が4へ進み、4時0分になります。長い針が一周する間に、短い針は数字一つ分進みます。
ここでは親が答えを先に言う代わりに、短い針と長い針を順に指してもらいます。「3時」と「55分」が言えたら、一つにつなげて読んでもらいます。
- 「短い針は、もう4に届いている?」
- 「11まで5分ずつ数えたら、何分?」
- 「長い針が12に来たとき、短い針はどこに進む?」
つまずいたときの声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| 3時55分を4時と読む | 「短い針は、4に届く前?届いたあと?」 |
| 長い針の5を5分と読む | 「12から5まで、5分ずつ数えてみようか」 |
| 二つの針を取り違える | 「何時を教える短い針は、どっち?」 |
| 目盛りを途中から数える | 「0分は、どの数字のところだった?」 |
家の時計で、一回読んでみる
図で読めたら、家の時計の今の時刻を一回読んでもらいます。秒針がある時計では、まず時を示す短い針と、分を示す長い針を親が一緒に探します。
おやつや出発の時刻を使うと、生活につながります。時計の「3時25分」は時点を表し、「5分待つ」は長さを表すことも、言葉を分けて伝えます。
- 「家の時計では、今は何時何分?」
- 「出発する時刻を、短い針と長い針で教えてくれる?」
時と分の関係も練習するときは、日・時・分の練習へ進めます。時計の針を読む問題とは別の、時間の計算の教材です。
数字の位置を見比べる学習は、小数のたし算・ひき算の家庭での教え方も読めます。計算れんしゅうと算数・数学の間から、ほかの教材を探せます。
よくある質問
時計の読み方を家庭でどう教えればよいですか?
短い針で「何時」、長い針で「何分」を別々に確かめます。最後に子どもへ二つをつなげて読んでもらい、時計の針を指しながら説明を聞きます。
短い針が4に近いのに、3時と読むのはなぜですか?
短い針が3を過ぎ、4へ向かっている途中だからです。4に届くまでは3時台です。動かせる時計があれば、長い針と短い針が一緒に進む様子を見せてください。
学校では、何年生で時計を読みますか?
小学1年で日常生活の時刻を読む学習をします。小学2年では日・時・分と、それらの関係を学びます。家庭では、学校で扱っている読み方に合わせて練習します。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」算数・第1学年C(2)と第2学年C(2)(冊子66・69ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月11日
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