長さとかさの単位の教え方|ものさしと水で大きさを確かめる
小学2年生のお子さんに、家で長さとかさの単位を教える保護者の方へ。図を見ながら、声かけの例で一緒に確かめるページです。
ものさしの1cmと、水の1dLを実物で見せると、記号と大きさがつながります。
ものさしの1cmを、10こに分けて見る
まず、ものさしの0と1cmを指します。その間は、同じ長さの10こに分かれています。一つ分が1mmです。子どもに、目盛りと目盛りの間を一つずつたどってもらいます。
次に、鉛筆などのまっすぐな物を測ります。物の端を0の目盛りに合わせ、もう一方の端がどこに来るかを見ます。ものさしの端と0の位置が違う場合もあるので、最初に0を探します。
図は大きく表示した見本です。画面上の長さを測る代わりに、家のものさしで同じ目盛りを確かめます。数字の横にcmかmmかも添えて読みます。
- 「0から1cmまで、小さい間はいくつある?」
- 「一つ分の小さい間は、何mm?」
- 「物の端と、0の目盛りはそろっている?」
cmとmは、測る物に合わせて選ぶ
1mは100cmです。紙の巻尺を広げ、0から100cmまでを子どもと見ます。1mの所を指したら、同じ場所を100cmとも読めることを確かめます。
鉛筆の長さならcm、部屋の横の長さならmを使うと伝えやすくなります。測る前に「だいたいこのくらい」と予想し、測った後に比べます。
2cm3mmを測るときは、2cmの目盛りから小さい間を3つ進みます。mmで数え直すと、20mmと3mmを合わせた23mmです。数字が変わっても、示している長さは同じです。
- 「1mの場所は、cmで読むといくつ?」
- 「鉛筆と部屋の横幅は、どちらをmで表すと伝えやすい?」
水のかさは、同じ分を10こ集める
1Lを同じかさで10こに分けた一つ分が1dLです。1dLの水を10回集めると1Lになります。1Lは1000mLなので、1dLは100mLです。
家庭では、mLの目盛りがある計量カップを使えます。親が100mLまで水を入れ、子どもと目盛りを見ます。同じ100mLを2回集めれば200mL、3回なら300mLになります。
計量カップは平らな所へ置き、目の高さを水の面に合わせます。容器の背が高いか低いかより、同じ目盛りで測ったかさを見比べます。
- 「100mLをもう一回入れたら、何mLになる?」
- 「1Lにするには、100mLが何こ分いる?」
- 「形が違う容器へ移すと、水の量は変わるかな?」
つまずいたときの声かけ
| こんなとき | こう聞いてみる |
|---|---|
| ものさしの端から測る | 「0の目盛りは、端と同じ場所にある?」 |
| 2cm3mmを5mmと読む | 「2cmだけで、何mmあった?」 |
| LとmLの数字だけを比べる | 「同じmLで読むと、どちらが多い?」 |
| 容器の高さだけで水を比べる | 「同じ計量カップに移したら、どの目盛りになる?」 |
家の物を一つ測って、説明する
練習は、長さとかさを一つずつで十分です。先に予想を言ってもらい、測った数と記号を一組で書きます。合っていたかだけでなく、どこを見て測ったかを聞きます。
- 「長さを測るなら、どの道具を使う?」
- 「水のかさを読んだ目盛りを、指で教えてくれる?」
mm・cm・mの練習とL・dL・mLの練習で、同じ大きさの表し方を確かめられます。
数字の位置を確かめる学習は、小数のたし算・ひき算の家庭での教え方へ。ほかの問題は計算れんしゅうと算数・数学の間から選べます。
よくある質問
長さとかさの単位を家庭でどう教えればよいですか?
まず実物を測り、「何をいくつ分数えたか」を聞きます。記号だけを先に覚えるより、ものさしの目盛りや水のかさと結び付けて確かめます。
cmとmmをまぜて書くときは、どう確かめますか?
例えば2cm3mmなら、ものさしで2cmから小さい目盛りを3つ進みます。次に0からmmで数え直し、23mmと同じ場所になることを見ます。
長さとかさの単位は、何年生で習いますか?
小学2年の算数で、mm・cm・mと、mL・dL・Lを学びます。測る物に合う表し方を選び、実際に測って大きさを確かめる学習です。
出典
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」算数・第2学年 内容C(1)(冊子69ページ)(公式PDF)
最終確認日:2026年10月11日
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