九十一
四字熟語・九十一 唯我独尊
世界で自分ひとりだけが、えらいと思いこむ。
いまのことば
唯我独尊の意味と使い方は?
もとは、仏語で、この世界に、自分よりも尊いものはないということ。いまは、自分ひとりが特別にすぐれているとうぬぼれること。ひとりよがり。
ことばの景色
「唯我独尊」は、もとは「天上天下唯我独尊」の略で、釈迦(しゃか)が生まれたとき、七歩あるいて、天と地を指さして唱えたという故事による仏教のことばです。
いまでは、自分ひとりが特別だとうぬぼれる、ひとりよがりなようすをあらわすことが多く、あまりよい意味では使われません。
たとえば、「彼は、唯我独尊の態度で、人の意見を聞かない」のように使います。
使い方の例
- 唯我独尊にならないように、人の意見も聞こう。
- 唯我独尊な態度では、チームがうまくいかない。
考えてみよう
- 問一ひとりよがりになってしまったことは、ありますか。
- 問二人の意見を聞くことの、よいところは何ですか。
- 問三もとの意味と、いまの意味は、どう違いますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——もとの意味は、仏語として、「この世界に、自分よりも尊いものはない」という意味でした。いまは、うぬぼれる意味で使われることが多くなっています。
原文について
この記事が扱っている
『四字熟語』は、漢字四字で意味をあらわす言い回し。「唯我独尊」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/唯我独尊で確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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