八十五
慣用句・八十五 耳を傾ける
そっと耳を向けて、じっと聞く。
いまのことば
耳を傾けるの意味と使い方は?
注意して聞くこと。熱心に聞くこと。傾聴すること。
ことばの景色
耳を、聞こえるほうへ向ける、というのが、もとの景色です。人の話を、注意して、熱心に聞く態度をあらわします。
友だちの悩みを聞くときや、先生の講話を聞くときなど、相手を大切にする場面で使います。
たとえば、「先生のお話に、耳を傾けた」のように使います。
使い方の例
- 友だちの意見に、耳を傾けるようにしている。
- 地域の方の話に、耳を傾けて、昔の暮らしを知った。
考えてみよう
- 問一耳を傾けて、よかったことは、ありますか。
- 問二人の話を熱心に聞くために、どんなことをしていますか。
- 問三自分の話に耳を傾けてもらうと、どんな気持ちになりますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——国語辞典には、「傾聴する」と同じ意味だと説明されています。昔は「耳をかたぶける」とも言いました。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「耳を傾ける」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/耳を傾けるで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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