八十三
慣用句・八十三 目を通す
ざっと、はじめから終わりまで、見わたす。
いまのことば
目を通すの意味と使い方は?
ざっと見ること。ひととおり見ること。
ことばの景色
文章や資料などを、はじめから終わりまで、ひととおり見ることを言います。じっくり読み込むというより、ざっと全体を見て、おおよその内容をつかむ、というときに使います。
朝刊や、書類、配られたプリントなどに、目を通す場面でよく使われます。
たとえば、「発表の前に、原稿にもう一度、目を通しておいた」のように使います。
使い方の例
- 朝のうちに、今日の予定に目を通した。
- テストの前に、ノートにざっと目を通した。
考えてみよう
- 問一目を通したあとで、気づいたことはありますか。
- 問二ざっと見ることと、じっくり読むことは、どう使い分けますか。
- 問三大切な書類に目を通すとき、何に気をつけますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——国語辞典には、「一通り目を通すと、直ぐ大体の論旨を捉へて了って」という、昔の使い方の例がのっています。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「目を通す」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/目を通すで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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