八十二
慣用句・八十二 足を運ぶ
わざわざ、その場所まで出かけていく。
いまのことば
足を運ぶの意味と使い方は?
あることのために、わざわざ出向くこと。歩いて行くこと。わざわざ訪ねて行くこと。
ことばの景色
足を使って歩いて、目的の場所へ出かけていく、というのが、もとの景色です。ただ行くのではなく、「わざわざ出かけていく」という気持ちがこもっています。
お店や、会場、親しい人の家などに、出向くときに、よく使われます。相手に、「来てくれてありがとう」と伝える場面でも、使われます。
たとえば、「何度も足を運んでいただき、ありがとうございます」のように使います。
使い方の例
- 図書館に足を運んで、調べものをした。
- 遠くまで足を運んでくれた友だちに、お礼を言った。
考えてみよう
- 問一足を運んで、よかった場所は、どこですか。
- 問二直接足を運ぶことの、よいところは何ですか。
- 問三遠くまで足を運んでもらったとき、どんな気持ちになりますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——国語辞典には、「足を運んだも十遍や、二十遍ぢゃアきかねへヨ」という、昔の使い方の例がのっています。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「足を運ぶ」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/足を運ぶで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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