六十三
ことわざ・六十三 長い物には巻かれろ
強いものには、さからわずに、とりあえず従っておく。
いまのことば
長い物には巻かれろの意味と使い方は?
自分より力の強いものや、上の立場の人には、とりあえず従っておくのが無難で得策であるというたとえ。
ことばの景色
「長い物」は、強い力をもつものや、立場が上の人のたとえです。「巻かれる」は、その長い物に、ぐるりと巻きつかれるように、従う、ということです。
争って損をするよりは、とりあえず従っておいたほうが無難だ、という考え方をあらわしています。
たとえば、「先生の言うことに、反対するのは気が引ける。長い物には巻かれろか」のように使います。
使い方の例
- 兄が決めたルールだから、長い物には巻かれろで、従っておいた。
- 長い物には巻かれろと考えず、自分の意見も言ってみよう。
考えてみよう
- 問一あなたは、強い人の意見に、従ってしまうことがありますか。
- 問二従うほうがよいときと、よくないときは、どう見分けますか。
- 問三自分の意見を、勇気をもって伝えるには、どうすればよいでしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——国語辞典には、「自分より力の強いものや上位の者には、とりあえず従っておくのが無難で得策であるというたとえ」と説明されています。
原文について
この記事が扱っている
『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「長い物には巻かれろ」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/長い物には巻かれろで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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