七十六
慣用句・七十六 耳を澄ます
音を一つも聞きのがさないように、息をひそめる。
いまのことば
耳を澄ますの意味と使い方は?
聞こうとして、注意を集中すること。注意して聞くこと。
ことばの景色
小さな音や、遠くの音を聞きとるために、耳に意識を集中させるようすを言います。「耳をそばだてる」とも言います。
鳥の声や、風の音、先生の説明など、聞きのがしたくない音に、注意を向けるときに使います。
たとえば、「森の中で耳を澄ますと、小鳥の声が聞こえた」のように使います。
使い方の例
- 静かな夜に耳を澄ますと、虫の声が聞こえてきた。
- 友だちの話に耳を澄まして、最後まで聞いた。
考えてみよう
- 問一耳を澄まして、聞こえた音は何ですか。
- 問二話を聞くときに、気をつけることは何ですか。
- 問三音を聞くことで、新しく気づいたことは、ありますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——国語辞典には、「耳を立てる」「耳をそばだてる」も、同じような意味のことばとして挙げられています。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「耳を澄ます」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/耳を澄ますで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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