六十六
慣用句・六十六 手を貸す
こまっている人に、そっと、手をさしのべる。
いまのことば
手を貸すの意味と使い方は?
手助けをすること。手伝うこと。力を貸すこと。
ことばの景色
自分の手を、こまっている人のために使わせる、というのが、このことばの景色です。重い荷物を持つのを手伝ったり、作業をいっしょにやったりするときに使います。
「手を貸してください」のように、人にお願いするときにも使えます。
たとえば、「引っ越しの荷物を運ぶのに、みんなが手を貸してくれた」のように使います。
使い方の例
- 重い荷物を持つおばあさんに、手を貸した。
- 運動会の準備に、みんなで手を貸し合った。
考えてみよう
- 問一手を貸してもらって、助かったことはありますか。
- 問二人に手を貸すとき、どんなことに気をつけますか。
- 問三手を貸すことと、代わりにやってしまうことは、どうちがいますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——国語辞典には、「手をかしてくんなと五文ぐりをとき」という、古い使い方の例がのっています。「手を添える」と似た意味です。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「手を貸す」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/手を貸すで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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