六十三
慣用句・六十三 腕が鳴る
強い相手を前にして、じっとしていられない。
いまのことば
腕が鳴るの意味と使い方は?
自分の技能や力をじゅうぶんに発揮したくて、むずむずすること。
ことばの景色
腕前を見せるときが近づいて、じっとしていられないほど、わくわくする気持ちをあらわします。「うでが鳴る」とは、実際に音が鳴るのではなく、力をふるいたくてたまらない気持ちのたとえです。
スポーツの試合や、大切な発表の前などに使います。
たとえば、「明日は強いチームとの対戦だ。今から腕が鳴る」のように使います。
使い方の例
- 大会が近づいて、腕が鳴る。
- 料理が得意な姉は、文化祭の模擬店と聞いて腕が鳴ると言った。
考えてみよう
- 問一腕が鳴ると感じたことは、ありますか。
- 問二本番の前に、気持ちを落ちつけるには、どうしますか。
- 問三自分の腕前を見せたいと思うことは、何ですか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——国語辞典には、「己ア業が沸へて腕が鳴って堪んなかった」という使い方の例がのっています。自分の腕力や技能を十分に発揮したくてむずむずする、という意味です。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「腕が鳴る」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/腕が鳴るで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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