五十五
ことわざ・五十五 案ずるより産むが易し
心配でいっぱいだった胸が、やってみると、すっと軽くなる。
いまのことば
案ずるより産むが易しの意味と使い方は?
物事は、あれこれ心配するより、実際にやってみれば、思ったよりたやすいものだということ。
ことばの景色
新しいことに挑戦するとき、「失敗したらどうしよう」と、あれこれ考えて、動けなくなることがあります。このことばは、心配しすぎるより、まず取りかかってみることのすすめをあらわします。
「案ずる」は、心配するという意味です。やってみたら、案外うまくいった、という経験があるときに使います。
たとえば、「発表の前はどきどきしたけれど、始めてみたら話せた。案ずるより産むが易しだ」のように使います。
使い方の例
- はじめての習いごとが心配だったけれど、案ずるより産むが易しで、すぐに楽しくなった。
- 案ずるより産むが易しというから、まずは一歩ふみ出してみよう。
考えてみよう
- 問一やる前は心配だったけれど、やってみたら大丈夫だったことはありますか。
- 問二心配をへらすために、どんな準備ができますか。
- 問三心配が当たってしまったとき、どうしますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——「案ずる」は、心配する、という意味です。「易し」は、たやすい、という意味で、「やってみれば、案外たやすい」ということをあらわします。
原文について
この記事が扱っている
『ことわざ』は、昔から人びとの間で言いならわされてきた短い言い回し。「案ずるより産むが易し」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/案ずるより産むが易しで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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