五十三
慣用句・五十三 胸を張る
背すじをのばして、まっすぐ前を向く。
いまのことば
胸を張るの意味と使い方は?
胸をそらせて、自信のあるようすをすること。堂々とふるまうこと。
ことばの景色
胸をそらせると、背すじがのびて、人は堂々として見えます。そこから、自信のあるようすをあらわすことばになりました。
やるべきことをやりとげたあとや、人前で自分の考えを話すときなどに使います。「胸を張って帰る」「胸を張って言える」のような形でよく使われます。
たとえば、「毎日練習してきたから、本番は胸を張ってステージに立てた」のように使います。
使い方の例
- 全力をつくした試合だったから、胸を張って帰ってこられた。
- 自分で考えた意見なので、胸を張って発表した。
考えてみよう
- 問一あなたが、胸を張れることは何ですか。
- 問二自信がないとき、どうすれば前を向けるでしょう。
- 問三「胸を張る」と「いばる」のちがいは、何でしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——「胸を張る」は、威勢を示す、という意味でも使われます。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「胸を張る」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/胸を張るで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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