五十二
慣用句・五十二 肩を持つ
二人のけんかの場で、そっと片方の味方につく。
いまのことば
肩を持つの意味と使い方は?
対立しているものの一方の味方をすること。ひいきをすること。
ことばの景色
この慣用句の「肩を持つ」は、対立している二人のうち、一方に味方をすることをいいます。
けんかや言い合いで、「あの子の肩を持つの?」のように使われることが多く、どちらか一方に味方することを指します。公平でいたい人にとっては、気をつけたい場面です。
たとえば、「兄は、ぼくの肩を持ってくれたけれど、自分の意見はちゃんと聞いてくれた」のように使います。
使い方の例
- 先生は、どちらの肩も持たずに、両方の話を聞いてくれた。
- 弟の肩を持つ母に、姉は少しふくれていた。
考えてみよう
- 問一あなたが、だれかの肩を持ちたくなるのは、どんなときですか。
- 問二味方になることと、ひいきすることのちがいは、何でしょう。
- 問三公平に話を聞くために、気をつけることは何ですか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——「肩を入れる」とも言います。どちらも、味方をする、ひいきをする、という意味です。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「肩を持つ」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/肩を持つで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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