五十一
慣用句・五十一 腹を割る
おなかの中の本当の気持ちを、ぜんぶ見せる。
いまのことば
腹を割るの意味と使い方は?
本心を打ち明けること。かくさずに、心の中をさらけ出すこと。
ことばの景色
「腹」は、ここでは、心の中の本心のことです。おなかを割って、中にあるものを見せる、というのが、このことばの景色です。
けんかをしたあとで仲直りするときや、大事なことを相談するときに、思っていることをかくさずに話す場面で使います。
たとえば、「夜おそくまで、兄と腹を割って話した。おたがいの考えがよくわかった」のように使います。
使い方の例
- 友だちと腹を割って話したら、すれちがいがとけた。
- チームのこれからについて、みんなで腹を割って話し合おう。
考えてみよう
- 問一腹を割って話せる人は、あなたのまわりにいますか。
- 問二本当の気持ちを話すのが、むずかしいのはどんなときですか。
- 問三相手に腹を割って話してもらうには、どうすればよいでしょう。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——「腹の底を打ち割る」という言い方もあります。「本心をうちあける」と、似た意味のことばです。
原文について
この記事が扱っている
『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「腹を割る」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、
https://kotobank.jp/word/腹を割るで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。
表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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