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五十

慣用句・五十 虫がいいむしがいい

自分に都合のよいことばかり、心の虫がささやいている。

いまのことば

虫がいいの意味と使い方は?

自分の都合ばかり考えて、ずうずうしいこと。

ことばの景色

むかしの人は、腹が立つなどの気持ちは、体の中にいる虫が起こすものだと考えていました。「腹の虫がおさまらない」「虫の居所が悪い」などのことばにも、その考え方が残っています。

「虫がいい」は、その心の中の虫が、自分にだけ都合のよいことを考えている、というようすです。相手のことを考えず、自分だけ得をしようとする態度を言います。

たとえば、「そうじ当番をさぼったのに、終わってから『ぼくも手伝ったことにして』とたのむのは、虫がいい話だ」のように使います。

使い方の例

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——「虫」を使った慣用句には、ほかに「虫の居所が悪い」(きげんが悪い)、「虫が好かない」(なんとなく気に入らない)、「虫の知らせ」(よくないことが起こりそうな気がすること)などがあります。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「虫がいい」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、https://kotobank.jp/word/虫がいい・https://kotobank.jp/word/腹の虫で確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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