四十七
慣用句・四十七 眉をひそめる
まゆとまゆの間に、きゅっと小さなしわが寄る。
いまのことば
眉をひそめるの意味と使い方は?
心配ごとがあったり、いやなものを見聞きしたりして、顔をしかめること。
ことばの景色
「ひそめる」は、まゆを寄せて、まゆの間にしわをつくることです。人は、心配なことがあるときや、不快なものを見たとき、思わずまゆを寄せて顔をしかめます。
他人のふるまいを見て、よくないと感じるときに、「人びとは眉をひそめた」のように使われることがよくあります。
たとえば、「電車の中で大声で話している人がいて、まわりの人たちが眉をひそめていた」のように使います。
使い方の例
- 電車の中で大声でさわぐ人に、まわりの人たちは眉をひそめた。
- 祖父は、ニュースを見ながら眉をひそめていた。
考えてみよう
- 問一あなたが思わず眉をひそめたのは、どんなときですか。
- 問二人に眉をひそめられないように、気をつけていることはありますか。
- 問三顔の表情から、人の気持ちを読み取れたことはありますか。
答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。
豆知識——「眉をしかめる」という言い方もよく聞かれます。文化庁の「国語に関する世論調査」(平成26年度)では、本来の言い方とされる「眉をひそめる」と、「眉をしかめる」を使う人が、どちらも44.5%で同じ割合でした。「眉」を使った慣用句には、ほかに「眉をひらく」(心配ごとがなくなって、ほっとする)などがあります。
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