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四十四

慣用句・四十四 白羽の矢が立つしらはのやがたつ

たくさんの人の中から、すっと一本の矢がとどく。

いまのことば

白羽の矢が立つの意味と使い方は?

多くの人の中から、特にえらばれること。

ことばの景色

「白羽の矢」は、白い鳥の羽をつけた矢のことです。むかしの言い伝えに、神さまが、ささげ物にほしい娘の家の屋根に、しるしとして白羽の矢を立てた、という話があり、そこから生まれたことばだと言われています。

もとは、多くの中から、つらい役目を負う人として選び出される、という意味でした。いまでは、多くの中から特に選ばれる、という意味で広く使われ、大事な役目にえらばれるときにもよく使われます。

たとえば、「学芸会の主役に、声がよく通る友だちに白羽の矢が立った」のように使います。

使い方の例

考えてみよう

答えはひとつではありません。声に出して、外に出て、確かめながらどうぞ。

豆知識——「白羽の矢を立てる」は、えらぶ側から言う言い方です。文化庁の「国語に関する世論調査」(平成29年度)では、「白羽の矢が立つ」を使う人が75.5%、本来の言い方ではない「白羽の矢が当たる」を使う人が15.1%でした。
原文について
この記事が扱っている『慣用句』は、二つ以上のことばが結びついて、もとの意味とは別の決まった意味をあらわす言い回し。「白羽の矢が立つ」は、ひとりの作者やひとつの原典をもつことばではなく、国語辞典や国語の教科書に見られる定番の表現です。
意味と使い方は、https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/r1393038_01.pdf・https://kotobank.jp/word/白羽の矢が立つで確かめられます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。意味や使い方は、国語辞典でもお確かめください。
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